ニッケイ新聞 2012年7月11日付け
「美味しい野沢菜をどうぞ!」。今週末に行なわれる県連主催『日本祭り』で長野県人会(北澤重喜会長)は今年も〃郷土の味〃野沢菜を販売する。
同祭のためだけに栽培するため「1年に一度だけ楽しめる味」と評判も高い。10年以上続く恒例の収穫、漬け込み作業が9日にあった。
約400キロの野沢菜を塩漬けにし、後にピンガ、砂糖などで独自の味付けをするのが長野県人会流。
昨年は600袋を準備したが最終日にほぼ残らなかったことから、今年は800袋分を漬け込む。値段は一袋8レアル。
北澤会長は「今年は寒かったから野沢菜もよく成長した。ご飯のお供、酒のつまみに最高」と話している。同県人会の屋台は4番。