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地方選挙いよいよ本番=各地各様のキャンペーン

ニッケイ新聞 2012年7月12日付け

 市長・市議選の選挙活動が6日に解禁となり、市民との触れ合いを求める候補達の様子などが連日報じられている。
 主要85市での自党候補擁立数1位は労働者党(PT)の62。以下、民主社会党(PSDB)43、民主運動党(PMDB)36、民主労働党(PDT)32、社会党(PSB)30などだ。
 ノーベル賞の対象外である人文科学の学術研究者として米国議会図書館のクルーゲ賞を受賞したフェルナンド・エンリッケ・カルドーゾ元大統領は10日、現在の政党は選挙で勝つために理念などを捨て、名前だけの集団になりつつあると懸念を表明。社会民主党(PSD)はカサビサンパウロ市長の指示を受けてミナス州ベロ・オリゾンテの市長選でPTと同盟を結び、副党首のカチア・アブレウ上議が苦言を呈すなど、様々な思惑が混じった選挙戦が展開されている。