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東西南北

ニッケイ新聞 2012年7月18日付け

 17日昼過ぎ、サッカーブラジル五輪代表は予定より1時間30分遅れでロンドンに到着したが、そこでいきなり30数人のファンと10数人の報道陣に囲まれた。彼らのお目当てはもちろんネイマール。帽子を後ろ向きにかぶったサングラス姿のネイマールは、「国の代表として参加するというのはいつもすごくうれしいことだよ」と取材に応じていた。代表は到着当日の夕方、早速の親善試合で汗を流した。
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 コーロル元大統領夫人だったロザーネさんが出演した15日のグローボ局「ファンタスチコ」の視聴率は、TV司会者シューシャが幼い頃の児童虐待の告白をした5月20日放送の同番組の視聴率と同じ24ポイントだった。またロザーネさんが番組の中で使った「神がかり的な奇遇」を意味する「ジュズシデンシア」という言葉と「コーロルの呪い」という言葉は現在ネット上の流行語になっているという。
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 先週末からの寒さが続き、雨が降り続いているサンパウロ州だが、雨が激しくなったことにより、サンパウロ市のコンゴーニャス空港は17日の午後2時48分から約30分、一時的に閉鎖された。奇しくも5年前の7月17日は、同空港でポルト・アレグレからのTAM3054機が着陸時にオーバーランし、199人が死亡する惨事が起きた日。縁起でもない心配をした人は少なくなかったのでは。