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Anacが再試験を命令=英語力ない国際線操縦士に
ニッケイ新聞 2012年7月19日付け
民間航空監督庁(Anac)が、国際線操縦士に英語の再試験を命じたと13、17、18日付フォーリャ紙が報じた。
12月15日までに英語の再試を受けて合格しなければ活動出来る範囲をブラジル上空に限ると言い渡されたのは、スペインの操縦士養成校アナ・ネウフェルドで英語の試験を受けた国際線操縦士88人。
国際線操縦士は管制塔との連絡や同僚との意思疎通、危機管理などをこなせる英語力が必要で、6を最高とする6段階の国際基準で4以上の成績が求められる。
ところが、スペインで試験を受ける操縦士が増え、同じ操縦士が国内の試験では不合格という例が見られたため、Anacが同校を視察し、国際基準に従った評価をしていないと判断。国内の試験で合格していない操縦士に再試を命じた。
スペインでの受験料は160ユーロ(397レアル)で結果は翌日出るが、ブラジルでの受験料は2千レアルで結果が出るまで最大4カ月かかる。
昨年12月以降アナ・ネウフェルドで英語の試験を受けたブラジル人操縦士は150人おり、同校は他国からはクレームが出てないと抗弁の上、ブラジルの操縦士の成績は大半が4で、5以上が普通の欧州の操縦士より英語力が低いとコメントしている。