ニッケイ新聞 2012年7月19日付け
世界的に知名度が高まりつつある黒にんにく。昨年7月、世界一とも言われるスペインのレストラン「エル・ブリ」閉店記念パーティで、天才シェフのフェラン・アドリアさんが青森産黒にんにくをグラッセにして振舞った。同シェフと親交のあったフード・コーディネーター結城摂子さんが、被災地・東北の食材を世界に発信したいと、岩手県産の酒粕と共に紹介したものだとか。黒にんにくの世界普及に一役買ったはず。
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14日付本紙7面で掲載した「〃サンパウロ州最良市長〃宮下ニウセさん」の記事。どうも勇み足だったようだ。汎アマゾニア日伯協会の堤剛太事務局長から連絡があり、約10年前にパラー州ガラフォン・デ・ノルテという町で大沼ネリーさんという日系女性元市長がおり、現職では同州イガラッペ・アスー市の上杉サンドラ市長、マラニョン州アマランテ・ド・マラニョン市の鎌田アドリアーナ市長の2人がいる。宮下市長はサンパウロ初であることは間違いない。現職、もしくは元日系女性市長ご存知の方は、編集部(11・3208・3977/田中)までご連絡を。