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サンパウロ州=高級ホテルでブランコ崩壊=宿泊中の4歳女児事故死
ニッケイ新聞 2012年7月25日付け
サンパウロ市から184km離れたアグアス・デ・サンペドロの高級ホテルで遊技場のブランコが壊れ、フランスから来た4歳の少女が死亡する事故が起こった。24日付伯字紙が報じている。
事故が起きたのは高級ホテル「グランデ・ホテル・サンペドロ」で、23日12時頃、モニターもいる遊技場で、フランスからやって来ていた4歳の少女(氏名非公表)が三つあるブランコの一つで遊んでいたところ、ブランコを支えていた梁が落下し、真下にいた少女の胸を直撃した。
警察官が直ちにかけつけ、アグアス・デ・サンペドロにある救急病院に少女を運んだが、胸を強打して肺には穴も空いており、助からなかった。医師によると、直接の死因は出血によるショック症状だという。
少女の母親のマリア・イザベル・ゴメス・ペレイラさんはブラジル人で、フランス人のジャン・ジャック・シャレールさんと結婚後はフランスに住み、シャレールさんと共に教職に就いている。今回は休暇を利用してサンパウロ市在住のマリアさんの母親を訪ねていたもので、ホテルにはマリアさんの母親も同伴で、22日から1週間宿泊の予定だった。
少女の体重は19キロで、重量オーバーによるブランコ崩壊は考えにくいとし、警察は事故の原因について、より専門的な検証を進めるという。またホテル側は「事故原因究明のためにあらゆる手段を尽くす」との声明を出した。
グランデ・ホテル・サンペドロは1968年開業で、ゴルフ場から医療用の高級浴場、1940年代の庭園やホテルの料理人育成のための学校まで備えた高級ホテルとして知られており、7月中の料金は一泊795〜3195レアルとなっている。