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ラーメン文化の普及を目指して=MNプロポリス社会長 松田典仁=最終回=MNプロポリス社について

ニッケイ新聞 2012年7月28日付け

 MNプロポリス社(MN Propolis – Industria, Comercio e Exportacao Ltda.1992年8月創立)の経営哲学は「健康で明るく、隙間産業精神に徹し、オンリーワン企業をめざし、誰にも負けない努力をする。また、心を高め、利他の心で経営し、社会に貢献する」ことである。
 1993年から盛和塾(稲盛哲学)で学び、全従業員が会社の経営理念を共有している。
①養蜂製品(主に、プロポリス、花粉及び蜂蜜)
②食品分析センター(CETAL S/C Ltda.)
③オーガニック—本格焼酎、リコール(梅酒、カンブシー酒)及び食用アルコール
④直接販売(VD)
⑤受託加工品(ST)
⑥将来性食品研究開発(FI)
 の6部門を置き、蜂の巣六角経営を行っている。

 ラーメンの調査、研究は「将来性食品研究開発」部門が約3年の歳月を費やし、薬学及び食品工学部で学んだ優秀な従業員のもと「美味しいラーメン」「健康にやさしいラーメン」とは何かをテーマに開発を行い、2012年2月「将来性食品研究開発」部門から独立し、MNトライ・ラーメンを創立させた。
 市場から高い評価を受けている「品質と信頼」のMNマークの強い経営理念を旗頭とするMNプロポリス社がこの業界に参加した理由は、健康にやさしい、美味しく、まろやかな上品な味、自然の味がブラジルの人々に受けられるであろうと想定したからである。
 「ラーメンの原材料屋」として発足した、MNトライ・ラーメンはモジ・ダス・クルーゼス市に本社を置き、市の応援を頂き、ラーメンによる町おこしも検討中である。
 「メード・イン・モジ」(Made in Mogi)のもと、ブラジル全国のレストランを中心に販売を計画、ラーメンの基本店舗をモジ市内に設け、ラーメン学校を開設し、ラーメン文化及びその哲学を広め、ベクトルを合わせ、業界の発展に寄与する考えである。
 MNトライ・ラーメンの製造ラインは(株)大和製作所(藤井薫社長)に特別発注した、小型の高性能機である。新店舗開店時には応援のためブラジルを訪問したい旨連絡を受けているほどである。この紙面を通じ、有り余るご協力に心身よりお礼申し上げたい。(おわり)
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 MNトライ・ラーメンの「最大の特徴」は定められたラーメン学校の講習期間を修了することで、誰でも店舗を構えることが出来ます(フランキア方式)。それはラーメンの最も難しいと言われる麺や濃縮スープ(たれ)の「ノウハウ」は既に工場で作られ、店頭では定められた工程をこなすだけで、昔のような長年の修業の必要がないからです。貴方も、今すぐ店主になれます。ご希望の方はご連絡下さい。

MNプロポリス社
(11・4790・4600/担当・柏葉ジョエル)

写真=CETAL食品分析センター/MNプロポリス本社工場