ニッケイ新聞 2012年8月8日付け
6月18日の「移民の日」を祝う催しが、日本でもあった。「コレージオ・ブラジル・ジャパン」校長の篠田カルロスさんは6月17日、同校で移民の歴史を紹介する催しを開いたそうだ。篠田さんが収集した写真など100点以上の資料を展示し、映画『ガイジン』(山崎チズカ監督)の上映や六月祭にちなんだ子供達の踊りの発表、ブラジル料理の販売もしたとか。不況で生徒が減り、厳しい運営が続く同校。移民が苦しい状況を乗り越えてきた歴史があるように、ブラジル人学校も、今まさに正念場といえそうだ。
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YOSAKOIソーランを研究する奈良女子大学の内田忠賢教授によれば、ベトナムでもYOSAKOIが流行中。しかし日系人が多い当地やアメリカとは異なり、主体は現地人。アニメ・漫画から日本文化に関心を持った大学生らが、チームを作って踊りだしたとか。「彼らはYOSAKOIを日本の伝統文化と思っている」。伝統とはいえなくもないが…日本文化を知るきっかけになれば、それもよし?
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五輪女子サッカーで、ブラジルを破って準決勝に進出していた日本代表はフランスと対戦。2点先行しながら1点を追いつかれ、さらにPKを与える危機を迎えながらも何とかリードを守りきり、同国女子サッカー史上初めて五輪決勝の舞台へ。96年から始まった同競技で優勝経験は米国とノルウェーのみ。ブラジル代表すら到達していない域に手をかけることができるのか、明日(9日)の米国との決勝戦に注目だ。