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愛娘の肥満で前妻告訴=6歳で体重は50キロ超
ニッケイ新聞 2012年8月11日付け
パラナ州ロンドリーナ在住の男性が、15日毎に会う愛娘が見るたびに太っており、別れた妻とその両親は養育責任を果たしていないと警察に訴えたと10日付フォーリャ紙が報じた。
男性は2年前に離婚、母親と暮らす6歳の娘の親権を巡り係争中だが、愛娘は135センチで50キロの肥満児でコレステロールの異常も見られる。6歳女児の適正値は118センチに21・2キロと知る父親は今年始め、児童相談所に母親らの養育態度に疑問ありと訴えたが、娘の肥満は止まらないため、前妻とその両親を告訴した。
「親権を得ても娘を失ったら意味はない」という父親は、「むやみに食べさせるのは食べさせずに殺すのと同様の犯罪行為だ」と訴えている。
母方の弁護士は「少女の親はどちらも親族に肥満者がおり、肥満は体質的なもの」で「医者にもちゃんと見せている」というが、警察は母親達の言い分も聞いた上で裁判所に書類を送る意向だ。