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ニッケイ新聞 2012年8月11日付け

 トヨタ自動車の建設で沸くソロカバ市。市長も「若者の理想の職場になり得る」と喜びを隠さない。また、開所式前のブラジルメディアの報道によれば、街は活気に包まれているようだ。同地の不動産価格は高いところで30%上昇し、工場で働くために引っ越して来た多くの従業員の影響か、あるスポーツジムでは会員が40%も増えたとか。この「トヨタ景気」、果たしていつまで続く!?
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 昨年の9月末にマット・グロッソ州クイアバ市で行われた「七夕祭り」が今年は8月31日、9月1、2日の日程で、同市の「ショッピング・パンタナール」駐車場で開かれる。昨年実行委員長を務めた同市在住の尾崎堯さん(77)によれば、今年も州政府、市、企業から支援を受け、各方面で期待されているとか。昨年は初回だったため色々と問題もあったが、今年は順調に準備が進んでいるそう。「クイアバ日系社会にとって(七夕祭りは)大きな力。何としても続けていきたい」と喜ぶ尾崎さん。
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 ブラジルでも子どもに奇妙な名前を付ける親がいるが、日本では平成以降急増し、「キラキラネーム」「DQN(ドキュン)ネーム」などと呼ばれ物議を醸している。中にはいじめに発展したり、就職活動に支障が出たりする場合もあるとか。例えばララ桜桃、白虹、幻の銀侍等々。宗教系も多く、こんな名前まで…「矛伴目途」。さて何と読むでしょう?(答え・むはんめど)