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イタケーラ国際サッカー大会=14歳 山本選手が得点王に=7試合で7ゴール決める

ニッケイ新聞 2012年8月14日付け

 宮城県人会の中沢宏一会長が実行委員長となって先月28、29両日、イタケーラ区のスポーツクラブで、日本、ブラジル、ボリビア、ポルトガルの計5チームが参加して開かれた『第1回イタケーラサッカー国際大会(14歳以下)』では、日本のジュニアユースチーム「クリアージュFC」(東京都足立区)の山本大暉選手(14)が得点王に輝いた。
 予選、決勝を含めた7試合中、7点のゴールを決めた。「オリンピックでもなかなか出ない数字」とコーチも期待する、将来有望な人材だ。
 ブラジルへの遠征は初めてという山本選手は「得点王になったのは初めて。嬉しかった」と喜ぶ。来る前にポルトガル語も勉強し、滞在期間中に行われた選手同士の交流も楽しんだようだ。
 コーチ2人を含む27人の一行は、選手らの夏休み期間中を利用して3週間滞在した。海和裕コーチ(27、北海道)は「多くの選手にとって初めての国際大会で、皆テンションが高かった。ブラジル人選手の一試合にかける気合いを間近に感じ、楽しい時間を過ごさせてもらった」と話し、来年の大会参加にも期待を寄せた。