ニッケイ新聞 2012年8月17日付け
東本願寺で久々に実施される『俳句会』。元々同寺には俳句会があったが、関係者らが逝去してから活動が途絶えていた。NHK俳壇選者の安原葉さんが、25、26日に同寺である「讃仰の集い」に出席するため、歓迎会を兼ねて実施が決まった。「これがきっかけで、また俳句会が復活すれば」との関係者の願いも。
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16日付トップ「在日外国人 65%が〃実質的な移民〃」の中で講演者として紹介されている池上重弘教授。先日宮城県人会の屋上であった歓迎会で初めて会ったのだが、なんと勤務する大学でコラム子の妹を直接指導しているという事実を知り、互いにびっくり。まさかブラジルにまで来て家族を知る人と出会うとは…。悪いことはできない、というのを実感。
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文協ビル内の図書館では現在、本の寄贈が受け付けられている。「読み終わった本や処分を考えている本は、ぜひ文協図書館に。貸し出したり、古本市などで利用させていただきます」と、同館で司書として働くJICAボランティアの藤沢友子さん。特に日系社会や移民について書かれた本、自分史や句集、各移住地の記念誌、県人会誌などの寄贈を受け付けており、「百周年で多くの記念誌が発刊されたはず。図書館にあるのはそれ以前の本が中心で、新しいものがあまりない。あればぜひご一報を」と呼びかけている。問い合わせは文協(11・3208・1755)まで。