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サンパウロ市東部=サンパウロ市東部でバス焼き討ち=乗務員と身障者女性が負傷

ニッケイ新聞 2012年8月22日付け

 サンパウロ市東部で20日夜、バスを焼き討ちにする事件があり、運転手と車掌(コブラドール)、身体障害者の女性の3人が負傷した。21日付G1サイトなどが報じている。
 20日午後10時頃、サンミゲル・パウリスタ〜グアイアナーゼス間を運行するヴィアソン・イタイン・パウリスタ社(VIP)2059番のバスが、ノルデスチーナ大通りの5930番付近にあるバス停で停車した時、10人(一説では4〜5人)ほどの青少年がバスに侵入。50人ほどいた乗客に降車を指示した後、化学薬品をまいて火をつけたという。
 大半の乗客は直ちに降りたが、足が不自由で松葉杖をついていたルジアーネ・クリスチーナ・フィウジェルさんと、車掌のアンドレ・サレスさん、運転手のジェフェルソン・アウヴェス・ダ・シウヴァさんが負傷した。アンドレさんは脚に軽傷を負っただけで済んだが、ルジアーネさんは腕と脚、胴体の一部に2度の火傷を負った。ジェフェルソンさんは顔と腕と脚に2度の火傷を負った上、呼吸器をつけないと呼吸できない状態で、21日も入院している。
 ルジアーネさんによると、ジェフェルソンさんはルジアーネさんを助け出した後も、バスの火を消すために中に入ろうとして周囲の人に止められた。犯人たちは、放火後もバスに石を投げつけていたという。
 火は消防隊5チームが消しとめたが、バスは全焼。軍警も直ちにかけつけたが、容疑者逮捕には至らなかった。
 VIP社によると、同地区で同社のバスが焼かれるのはこれで8回目。地元住民に聞いてみたところ、州都第一コマンド(PCC)が軍警に対して行っている報復行為ではないかと話していたことも報告された。

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