上智大学=増田祐志副学長が来伯=ソフィア会で懇親会開く

ニッケイ新聞 2012年8月24日付け

 上智大学の増田祐志副学長(48、北海道)が来伯し、サンパウロ・ソフィア会(上智大学OB会)は先月24日夜、サンパウロ市内のレストランで懇親会を開催した。卒業生、現役留学生など約20人が集まり、和やかな交流が持たれた。
 神学部神学科教授で神父の増田副学長は、サンパウロ市で行われた国際カトリック大学連盟学長会議出席のために来伯、初めて南米を訪問した。「ソフィア会と交流を図り各地の状況について情報を交換したい」と同会に参加。
 スペインやベルギーのソフィア会も訪れた事があるという増田副学長は「地球の反対側でも活躍しているソフィアン(上智大学生、卒業生)が多く、上智大学の国際性を再認識した」と喜んだ。
 会では、来年の創立百周年に向けて記念事業を進めている事を伝えたほか、今年函館で行われる地域ソフィア会全国大会への参加を呼びかけた。
 同会の幕田正夫会長は、「女性もどんどん増えてきている。現役留学生も参加するようになり、賑やか」と会の様子を紹介した。
 福井県人会の志田茂夫元会長(78)は、法学部法律学科の第一期生。「昔の事を思い出して懐かしい」と、楽しんでいた。同日はカンピーナスやクリチーバからも留学生が集まり、卒業生との交流の場となっていた。
 同会に関する問い合わせは、メール(saopaulo.sophia@gmail.com、幹事長=百澤)まで。