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サンパウロ市議会が援協に銀盆章=150人が駆けつけ祝福

ニッケイ新聞 2012年8月24日付け

 サンパウロ市議会は20日、サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)に対して法人への最高顕彰である「サルバ・デ・プラッタ」を授与した。昨年7月に1カ月間臨時市議を務めた、小林ビットル補欠市議の推薦。
 午後7時半から行われた授章式には多くの援協役員、職員が出席し、SUS病院を建設中のサンミゲル・アルカンジョ市からアントニオ・セルソ・モシン市長、ピニャール移住地の西川修治文協会長らも駆けつけ、約150人が栄誉を祝った。
 日伯両国歌の演奏後、援協の沿革や傘下施設を紹介するビデオが流され、来賓の飯星ワルテル連邦下議、在聖総領事館の小林雅彦首席領事、木多喜八郎文協会長、パウロ・クロンサンパウロ市保健局長などが援協の活動意義を称え、祝辞をのべた。
 小林補欠市議から銀盆を受け取った菊地会長は、「我々ではなく、援協を創設し、幾多の困難を乗り越えてきた先輩方が受章に値する。今の援協があるのは彼らのおかげ」とスピーチし、感謝の意を示した。