ニッケイ新聞 2012年8月25日付け
26、27の両日午後7時から、HSBCホール(Rua Braganca Paulista, 1281, Chacara Santo Antonio)である『堀内孝雄ブラジル公演』(ヤマト・ミュージック主催)に向けた記者会見が23日、リベルダーデ区の同社事務局で開かれ、堀内さん本人が意気込みを語った。
「元々ファンで、カラオケでもよく歌っていた」という同社の近沢隆社長が、昨年ブラジルでのコンサートを主催した日本のロックグループ「X—JAPAN」のマネージャーを通じて連絡をとり、日本での交渉を経て開催に漕ぎ付けた。
初めての来伯となった堀内さんは「オファーをもらった時点で、何でブラジルから? という疑問しか浮かばなかった。コーヒー、サッカーのイメージしかなく、未だ手探りの状態。どうすれば喜んでもらえるのか、迷いはある」と話しつつも「特に一世の方々の日本を想う気持ちは特別なはず。彼らの熱い気持ちに応えられるようなステージにしたい」と意気込みを語った。
披露されるのは、谷村新司さんと組んだフォークバンド「アリス」のヒット曲や、日本のドラマの主題歌となったナンバーなど15曲。堀内さん自身も「ベスト・オブ・ベストアルバムのような選曲となった」と語るほど代表曲ばかりのようだ。
チケット等に関する問い合わせは同社(11・3203・2253)まで。