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ニッケイ新聞 2012年9月4日付け

 長崎市の田上富久市長(55、五島市出身)以下、同市からの訪問団は式典に先立ち先月28日から3日間、今年で姉妹都市提携を結んで40周年を迎えるサントス市を訪問して現地日本人会との交流を行い、サントスFCのジュニアチームと長崎市の中学生のチームは親善試合を行なった。また田上市長は式典で、当地の州立学校エスコーラ・ナガサキと長崎市の学校との交流の可能性について触れ、「これからも子供達との交流を続けていきたい」と、交流への前向きな姿勢をみせていた。
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 「私は奴隷よりたくさん働きました」という移民女性の言葉に感銘を受けたという演歌歌手・森千紗花さん。「この話をファンにも紹介したい」と、先日、海外での体験談を詰め込んだエッセイ集『好奇心をカバンにつめて』(静風堂書店、205頁)を出版した。今回の滞伯では第2弾に向けて、ノロエステ線ラビニアに住む移民宅で取材予定。「こんな話まで聞けて本当にラッキー」と好奇心旺盛な森さん。
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 サッカーの王様ペレにとっての最初の恋人が日系人だったことは有名だが、現在の恋人もまた日系人だという。サイト「UOL ESPORTE」が報じている。彼女の名前はマルシア・アオキさんで、ペレが住む高級マンションの住人。二人は駐車場で出会ったのだとか。二度の離婚を経験し、来月には72歳の誕生日を迎えるペレ。彼のパートナーは日系人に始まり日系人に終わる!?