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肥満の女性社員が勝訴=社内いじめに対し名誉毀損
ニッケイ新聞 2012年9月7日付け
会社内で肥満体であることをからかわれていた女性が4日の裁判で勝訴し、会社側に1万6千レアルの賠償金の支払いが命じられた。5日付アゴラ紙が報じている。
サンパウロ州リベイロン・プレットでバイクタクシー会社の秘書を2年間勤めていたナーラ・カミラ・ド・エスピリト・サント・ドス・サントスさんは、体重が162キロあり、同僚からからかわれつづけたという。当初、ある同僚の女性社員から雪だるまの人形の絵を描いて机に置かれていた頃は親しみを込めてやっているとナーラさんは思っていた。だが、その女性社員が社員トイレに象の絵を描き、「象はみんなを不快な気分にさせる」と書いたときにナーラさんはいやがらせだと気づき、警察に訴えた。
警察は社長に注意を促がしたが、いやがらせが続いたので、ナーラさんは退社し、名誉毀損で会社を訴えていた。
ナーラさんは会社との示談に応じ、賠償金を半分の8千レアルにまで減らすことに合意しており、「私は賠償金欲しさに裁判を起こしたのではなく、同じような目にあっている人たちのためになればと思ってやったのよ」と語っている。