ニッケイ新聞 2012年9月14日付け
サンパウロ市で増えつつあるサイクリストに朗報か—。今月はじめに開通したパウリスタ大通りの自転車専用レーンを、セー広場、サンベント駅周辺のセントロまで拡張する計画が進んでいる。
ルートは、コンソラソン大通りとの交差点からパウリスタ大通りを走り、メトロのパライーゾ駅を曲がってヴェルゲイロ通りを抜ける。リベルダーデ大通りに入ってセー広場近くのパティオ・ド・コレージオ、サンベント修道院、ラルゴ・ド・サンフランシスコを左にまたセー広場に戻るという道筋だ。
ヴェルゲイロ通りとリベルダーデ通りで現在バイク専用となっているレーンは、23日以降は自転車専用となる。
セントロ周辺は2・5キロで、ルート全体は14・3キロに上る。
専用レーンは日曜日と祝日のみ、午前7時から午後4時まで機能する予定だ。開通は当初15日を予定されていたが、23日に変更された。
この期日はジルベルト・カサビ市長が明言しているものだが、CET(交通技術公社)は、それまでに作業が完了するかどうかは不明だとしている。
サンパウロ市では4番目。1日と独立記念日の7日、8日の3日間で10万人が利用したという。