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郵便局員もストに突入=銀行の不便は機械で回避
ニッケイ新聞 2012年9月20日付け
18日に開始された銀行のストに続き、郵便局も突入した。19日付伯字紙が報じている。
ブラジル郵便電信公社(ECT)の職員が18日の夜から無期限のストに突入した。ストの対象となったのはサンパウロ州を含む17州と連邦直轄区だが、既にミナス・ジェライス州とパラー州では先週からストに入っている。18日夜の時点でストに参加をしていないのはサンタカタリーナ州など7州だけだが、これらも近日中に入るという。公社職員が作る35組合のうち10組合が19日から25日にかけて集会を行なう。
組合側は公社に対し、インフレ率を含む43・7%の給与調整と、3万人の未契約の従業員に対する即座の契約、仕事環境の改善などを求め、1カ月以上審議を重ねてきた。しかし、公社からの回答は5・2%の給与調整と、最低賃金を991・77レアルに引き上げるというもので、解決に至っていなかった。
郵便局はストの期間中、業務停止による一般市民に対するダメージを最低限にするべく、郵便配達などの業務を臨時のアルバイトなどを雇うことで対応するというが、郵便物の遅配は深刻になりそうだ。
一方、銀行スト期間中の運営形態についても正式な発表が行なわれた。銀行窓口は開いていないが、現金自動預け払い機は毎日22時まで使用が可能で、機能制限もない。連邦くじ売り場(ロテリカ)は18時までの営業で公共料金の支払いや現金引き落し、預金、残高照会までが可能だ。インターネットや携帯電話による銀行サービスは24時間可能だが、公共料金の支払い以外の機能はほとんど使えなくなる。また、「スト期間が公共料金の支払いの締め切りと重なった場合、期日を過ぎての支払いでもチャージは取られない」と発表された。