ニッケイ新聞 2012年9月21日付け
駐在員婦人を中心に編成され、今年創立41周年を迎えるピッコロ女声合唱団(足立弘子会長)のコンサートが、29日夜8時からサンパウロ市の文協小講堂(サンジョアキン街381番)で今年も開催される。指揮は吉田輝男さん、伴奏は宮島紀子(みちこ)さん。
第1部はモーツアルトのオペラ『魔笛』の「パパゲーノとパパゲーナのテーマ」の8曲で、足立会長は「とても楽しくてかわいい曲。ぜひたくさんの人に聴いてほしい」と呼びかけた。第2部では世界の名曲など約10曲。ドイツ民謡『かすみか雲か』、日本の『八木節』、イタリアの『オーソレミヨ』など。
鴨島幸子さんは夫の仕事の関係で1年前にリオに赴任し、今年7月からサンパウロ市へ。さっそくピッコロに参加し、今回初公演だという。「とても緊張していますが、楽しい」と笑う。当日は入場無料だが、1キロの保存の利く食料を持参すること。これは「やすらぎホーム」に寄付される。
三浦公子さんは「メンバーは18人、40代中心に30代から60代までが仲良くやっています。ぜひ女性の方、参加してください」と語った。毎週木曜午前9時から正午までアクリマソン区の滋賀県人会館(Rua Bras Cubas, 415)で練習している。