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ニッケイ新聞 2012年9月21日付け

 「全社員に試飲させたら『仕事の後の疲れがぜんぜん違う』と喜んでいる」と、新商品の緑茶をアピールするアニュー社の福本利道社長。緑茶の産地・静岡県ではガン死亡率が全国平均を大きく下回るが、中でもカテキン量が倍増する深蒸し茶を飲む掛川では、人口10万人以上の市町村区中で日本一低いとか。
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 サンパウロ市の万博誘致に協力する意思を表明した日系社会だが、具体的な支援の内容はまだ不透明。平田藤義・商議所事務局長は「国民に報道して盛り上げる取り組みも少ないし、経験不足が感じられる」と語る。情報収集、治安改善にインフラ整備、やるべきことは山積みだ。「8年なんてあっという間。計画性をもってどんどんやらないと」とすでに気を揉んでいる。
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 同じ読みでもこちらは漢字の日経新聞がブラジルの独立記念日にあわせ6、7日付けで計6ページの特集を組んだ。経済だけでなく自然や文化、活躍する日系人も紹介。「目玉」コーナーとして、パンタナール、リベルダーデ、リオの市場に並び、クッピン(シロアリ)を取り上げているのが面白い。中間層の拡大を背景に「すき家」の展開も。下半ページが広告で、三井物産、戸田建設、三菱商事、パナソニックなどのほか、証券会社、銀行などが名を連ねている。尖閣問題を巡り中国への依存が問題視されているが、関心深く読んだ方も多いのでは。