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ニッケイ新聞 2012年9月26日付け

 市議候補者討論会は、予想以上に多くの質問が会場から寄せられ、それなりに意義あるものに終わったように見えた。終了予定時間の正午を超えても答弁が続き、各候補者に2回ずつ話をする機会が与えられたほど。ただ、気になったのは会場の空席だ。徐々に埋まっていったものの、到底満席とはいえない状態…。コーディネーターの原田清氏によれば同じく招待されていた大田正高氏、アントニオ・グラール氏は都合が悪く欠席。選挙間際の多忙な時期に、それどころではなかった?
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 「スペイン語と混ざって聞き苦しいこともあるかと思いますが…」と前置きした上で、日ポ両語での挨拶を披露した福嶌総領事には、会場から大きな拍手が沸き起こった。それに対して代表で壇上に上がった木多会長は「僭越ながらポ語で一言」との冒頭部以外は全てポ語。閉会後、総領事にどれだけ理解できたか尋ねると「大体はわかったような気もしますが…」と困り顔。誰のための歓迎の辞なのか…。立派な日本語能力を持っているのだから、自信を持って話せばよいのでは。
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 今月逝去した長崎市出身の被爆者、小川和己さんと友情を育んできたコーラスグループ「梨の木会」。10年前、諸事情により参加はしなかったが、長崎県人会の催しがきっかけで知り合いになった。今週末にある発表会では「平和の祈り」を披露、小川さんと共にラーモス移住地にある平和の鐘や平和資料館前で撮影した写真を掲示するほか、発表会の様子を同移住地に住む妻満里子さんにプレゼントするとか。