ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

ニッケイ新聞 2012年9月29日付け

 28日の伯字紙の一面はサンパウロ市市長選のジョゼ・セーラ候補が、ファンの女性から熱烈なキスを口に受ける写真が飾った。27日、セーラ氏がサンパウロ市中央部を歩いていた際、商店の女性がセーラ氏に抱きつき、2回キスをした。女性は「毎回彼に投票してるの」というほどの大ファンだそうだが、写真に写ったセーラ氏の顔は勢いで押しつぶされ苦しそうだった。また最新のダッタフォーリャの調査でセーラ氏はルッソマノ氏との支持率の差を縮めている。
     ◎
 神経医学会が18州87都市を対象に行なった調査によると、ブラジルの5〜12歳の7・9%が偏頭痛持ちで0・6%が慢性になっているという。逆に「頭痛を患ったことがない」という子供は17・9%しかいなかったという。頭痛持ちの子供の場合、授業で注意散漫になる確率が健康な子供より2・8倍高くなるほか、鬱病を患う確率も5・8倍高くなるということから、学会は注意を呼びかけている。
     ◎
 2010年のサッカーW杯南ア大会のブラジル代表(セレソン)のエース、カカーが、同大会の準々決勝以来、2年3カ月ぶりのセレソン招集を受けた。これで、ネイマールやオスカールなど、ロンドン五輪出場の新世代とのプレイがようやく見られそうだ。10月11日の対イラン、16日の対日本との親善試合で、息の合ったところが見られるか。