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日曜は本にも親しもう=公園に120冊の図書配布

ニッケイ新聞 2012年10月2日付け

 月の最後の日曜日、サンパウロ市ヴィラ・ロボス公園に行くと、120冊の本が読み手を待っていると9月30日付フォーリャ紙が報じた。
 「道の本(リヴロ・デ・ルア)」と呼ばれるプロジェクトは11年4月に始まり、手にした本はその場で読んでも家に持ち帰って読んでも可。読後は公園に戻すか別の人に回すのが原則で、自分の家の本棚にしまいこむのはルール違反だ。
 本のジャンルは国内外の古典作品から童話、宗教書に漫画と様々。普段は人通りの多い場所5カ所、雨の日は公園中央のエスパッソ・ヴィダと呼ばれる黄色い家に置いてあり、天気や年齢に関係なく利用できる。
 同公園は朝5時開園だが、本の利用は8時半から閉園となる午後7時まで。本の寄贈は公園管理事務所で8〜18時まで受け付けている。