今年で創立60周年を迎えたカッポン・ボニート文化体育協会(柿原隆幸セルジオ会長、ACESB)が16日、『創立60周年記念式典』を同会会館で盛大に開催し、聖南西文化体育連盟の山村敏明会長や連盟傘下団体代表者ら、斎藤ジョゼ・同市長代理、田村一司・元同市長ら来賓をはじめ、会員や親族ら約300人が出席した。
戦後間もない1949年に野球クラブ「バーゼル・クラブ」として創設し、69年に現在の名称に改称された。野球、サッカー、土俵など充実した設備を活かし、スポーツ・文化活動に力を注ぐ。特に相撲部は、近年著しく活躍している。
日伯両国歌斉唱、先亡者への1分間の黙祷の後、同文協および日本語学校の10年間の歩みが紹介された。
柿原会長は「創立者、そしてこの60年間会を支え、日本文化の普及に尽力された方々に敬意を表する」と挨拶した。
山村会長も「今や地方では人材、設備ともに最大規模。牽引車の役目を担い、これからもリーダーとして頑張ってほしい」と激励し、寿会の堀重光代表、婦人会の平田ヒロカ会長や来賓らも祝辞を述べた。
続いて80歳以上の長寿者26人、創立会員6人と歴代会長9人に感謝状が授与され、歴代会長夫人にも記念品が贈呈された。また、安部順二連邦下議の代理で宮原ジョルジ補佐から、歴代会長5人に感謝状が授与された。
受賞者を代表して柿原孝・元会長が感謝を述べると共に、「これからも将来の若い世代のために頑張りましょう」と語り、大きな拍手が送られた。
最後に記念プレートの除幕が行なわれ、参加者らは昼食を食べながら楽しく歓談、午後の演芸会を楽しんだ。
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