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草の根資金で学習機材を=アルモニア学園で供与式

ニッケイ新聞 2012年10月2日付け

 日本国政府による草の根文化無償資金協力「アルモニア学園日本語学習機材整備計画」の完了に伴い、在聖日本国総領事館は22日、サン・ベルナルド・ド・カンポ市のアルモニア教育文化協会(和田忠義会長)で供与式を実施した。贈与限度額は7万8514米ドル(約13万1900レアル)
 福嶌教輝総領事、南洋行同市議会議長など、百人以上が出席した。
 同学園は1953年に学生寮として設立し、92年に学校経営を開始した。現在、生徒の約8割が非日系。360人が日本語を学習するが、日本語学習用の教室がなく、英語教室を間借りするなどして授業を行っていた。
 今回、同学園が教室改修経費を負担し、日本語学習教室を新設。また草の根協力によりコンピューターや日本語学習ソフトが設置された。