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ニッケイ新聞 2012年10月3日付け

 県連の代表者会議で議題に挙がったロードレースの赤字について、最終的な額は明示されたものの、細かい収支項目が記された事業会計報告書が配布されることはなかった。執行部は前回の会議で、「委託会社に振り込んだお金の使われ方の明細はわからない」と話していたが、収入内訳を記載したものだけでも作る必要はあったように思う。どんな形でお金が使われただけでなく、どんなお金が入ってきたかもわからないイベントに対し、「積極的に次回も」という姿勢を見せる人は少ないのでは。
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 県内の外国人登録者数としてはブラジル人が最も多く、昨年末で9千人近くが住んでいる滋賀県では、県内在住約3万人の外国人と地元民の交流イベント「おうみ多文化交流フェスティバル」が数年前から開かれている。「いろんな文化があってええやんか(すばらしい!)」をテーマに野外ステージ、各種コーナー、多民族料理などいろいろ。今年は9月30日開催予定だったが、あえなく大型台風で中止に…。これに懲りず、来年はぜひ開催してほしい。
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 先日、とある高級住宅地のカフェに立ち寄ったら、支払いの時に頼んでもいない飲み物が2つも加算されていた。さらにショッピング・センターで服を2着買うと、値段の高い方を2着買ったことになっていてビックリ。もちろんどちらも後でレクラマしたが、とてもうっかりミスとは思えない。今まで何度、気づかず騙されていたことだろう…。