私立校のフェスタで火事＝女性が火傷、隣にも延焼

ニッケイ新聞　２０１２年１０月１２日付け

　連邦直轄区の私立校メイプル・ベアで１１日、子供の日のフェスタ中に火事が起き、隣の印刷工場も延焼と同日付Ｇ１サイトが報じた。
　ポップコーン（ピポッカ）の屋台で使っていたボンベからのガス漏れが原因の火事は、屋内運動場に置いた可燃性ガス使用の遊具三つに引火した後、隣の印刷工場に飛び火。紙やインクなどの可燃物を置いた倉庫に火が及んだため、職員は全員退避。近くの銀行職員も煙を避けて非難した。
　現場には消防車５台と消防士２０人余が派遣され、１時間余りで鎮火。生徒約２００人は学校の隣の別の印刷所に非難したが、出火時は大半が屋外におり、ピポッカの屋台の女性が火傷した以外はけが人もなく済んだ。
　本日から週末にかけては連休で、フェスタなども続く。花火や遠出などに伴う事故や火災にはくれぐれも注意を。