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トヨタ=世界大のリコール発表=ブラジルも3万8千台が対象に

ニッケイ新聞 2012年10月17日付け

 トヨタ自動車が10日に世界大のリコールを行うと発表し、ブラジルでも25日から3万8049台の部品交換が始まると13日付伯字紙が報じた。
 リコールの対象は、2006年9月1日から2008年12月19日に製造されたカローラとRAV4、カムリで、前方左側の扉の窓ガラスを動かすボタンに不具合が見つかった。
 ブラジルでの同社製品のリコールは2005年以降8回目だが、今回は全世界での対象車両数7400万台という大規模なものとなった。
 部品交換は同社が提携している修理工場で行われ、対応期間は25日からの1年間。車の所有者は事前の予約が必要だ。サンパウロ州消費者保護センターでは、リコールの対象車両が部品交換や車検を行わなかった場合は、登録更新時の書類などにその旨が記載されるので、部品交換を忘れないよう警告している。