ニッケイ新聞 2012年10月19日付け
国際交流基金が今年で設立40周年を迎えることを記念し、『40周年記念ロゴマーク デザインコンテスト』を実施した。更なる国際文化交流の発展を目指し、未来を担う学生を対象とした。
応募総数は70点(日本37点、海外33点)。グラフィック・デザイナーのフミ・ササダさん、武蔵野美術大学の柏木博教授らの審査により、最優秀賞1点、優秀賞1点、入賞5点の計7点の作品が選ばれた。
最優秀賞を受賞した武蔵野美術大学の学生、佐藤茜さんのロゴは、40周年記念事業にまつわる出版物や発行物、ホームページや広報に使われる。
ブラジルからは、バイア連邦大学美術学部の学生パウロ・ロドリゴ・ギメニスさんの作品が入選した。小さい頃から日本文化に親しんできたというパウロさんは、「創造性やデザインの面でいつも参考にさせて頂いていた、東洋の才能ある先生方に自分の作品が認められたと知って、本当に嬉しかった」と語った。