ニッケイ新聞 2012年10月26日付け
ブラジル俳句の祖・念腹氏の旅に同行した樋口玄海児さん。「何かの集まりに入れば、先輩たちから色々なブラジルの話を聞けるだろうと思って」と、若い頃地方の俳句会に入会した。「俳句を詠むとブラジル中の様子がわかる」との意外な面白さも発見、74歳の今に至るまで句を詠み続けてきた。生前の念腹氏を知るのは、すでに大会参加者の1割にも満たないとか。知らない世代中心だからこそ、念腹忌で顕彰することに意義があるともいえそう。
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20歳のブラジル人女性が自身の「処女」をネット上で競売に掛け、日本人男性Natsuを名乗る人物が6千万円で落札し、巷で議論を巻き起こしている。当地メディアによれば、性体験にかかる心理学的変化を記録するドキュメンタリー制作が目的だったとか。何を売買しようが個人の自由だが、両国のイメージを下げるような形の〃日伯交流〃はちょっと困りもの。
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このほど45歳でフットサル日本代表に選ばれた、カズこと三浦知良選手(横浜FC)。24日に東京で行われた、11月のフットサルのW杯(開催国タイ)に向けた国際親善試合でデビューを果たし、日本はW杯2連覇を狙うブラジルと対戦、3—3で初の引き分けとなった。毎日新聞の報道によれば、三浦選手はプロ生活を始めた国との対戦で存在感あるプレーを見せたといい、ブラジルのマルコスソラト監督は、「我々はカズのファンだった。まだ戦術に慣れていないが、これから大きな存在になるのでは」と賛辞を贈ったとか。45歳でなお現役選手という稀有な存在、これからも注目を集めそう。