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アマゾン日本移民83周年=開拓先亡者追悼に60人=法要で先駆者の苦闘偲ぶ

ニッケイ新聞 2012年10月30日付け

 【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)はアマゾン日本移民入植83周年を記念し、27日午前9時より、アマゾニア日伯援護協会厚生ホームの敷地内に建立されたアマゾン開拓者先亡者慰霊碑前で、「第34回開拓先亡者追悼法要」を仏式により厳修した。
 沼田行雄・在ベレン日本国総領事、諸石輝雄・同援護協会理事、パラー日系商工会議所の越本マルクス副会頭ら来賓をはじめ約60人が参加した。
 生田会長、沼田総領事、諸石援協理事、越本副会頭らが追悼の辞をのべた後、厳かな越天樂が流れる中、トメアスー西本願寺・留安山の導師と諸僧が入場した。
 続いて鈴木耕治、下小薗昭仁、加藤宏行諸僧が、導師を務める山田元法務使に唱和した。山田法務使は「表白=追悼法要の趣旨」を日伯両語で読み上げ、法話で法要を厳かに締めくくった。(下小薗昭仁パラー州通信員)