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日本祭り文芸15人入賞=俳句短歌コンクール結果

ニッケイ新聞 2012年10月30日付け

 今年7月に行われた県連日本祭りの文芸コーナーで、「ブラジル日系文学」(武本憲二会長)が主催した俳句、短歌、俳諧のコンクールの選考結果が発表された。
 郵送も含めた応募数は俳句85句、短歌46首、俳諧は一般66句、子供16句だった。俳句・短歌部門から5人が入賞し、俳諧部門からは10人が「第5回増田恒河賞」に選ばれた。
 授賞式は12月9日午前11時からブラジル日本語センター(R. Manuel de Paiva, 45, Vila Mariana)である。
 選考結果は次の通り(敬称略)。
【俳句・特選】
 星野瞳選 フリアージン樹冠に坐る月太し(岩坂保、サンパウロ市)
 栢野桂山選、富重久子選 たまゆらの翅を閉ざした冬の蝶(青木駿浪、ボツポランガ)
 間嶋稲花水選 孫が打つ和太鼓響く日本祭(宮原育子、アチバイア)
【短歌・特選】
 梅崎嘉明選
 ばあちゃんに日本祭を見せたくて車椅子押す孫は四世(吉田志乃婦、サンパウロ市)
 藤田朝日子選
 郷土祭届け祖国の被災地にヨサコイソーラン太鼓の響き(西田はるの、サンパウロ市)
 【俳諧部門(ポ語、第5回増田恒河賞)】
 エジソン・ケンジ・イウラ、テルコ・オダ選
 一般の部=マルリ・バルドゥコ・パルマ(1位)、ネイデ・ロシャ・ポルトガル(2位)、マリレナ・ブデル(3位)、マルコ・アントニオ・ソアレス(4位)、ファブリシオ・モデスト(5位)
 子供の部=ジェシカ・ジャシント・ドス・サントス(1位)、ジオバニ・アヴィス・ダ・コスタ(2位)、ファブリシオ・ソアレス・ぺリコロ(3位)、ラリッサ・ダ・シルヴァ・リベイロ(4位)、ヘレン・S・リベイロ(5位)。