ニッケイ新聞 2012年10月31日付け
大統領府(プラナウト宮)で25日、水産業振興計画「Plano Safra da Pesca e Aquicultura」発表に伴う記念式典が開催され、同省戦略・制度関係部長の佐羽内ルイスさんや国立農業試験場(Embrapa)のカルロス・マグノ・カンポス・ダ・ロッシャ水産部長、日系社会からはサンスイ社の平崎靖之社長補佐や在伯日本国大使館の森田健太郎・農務担当官らが出席した。
同計画は、2014年までに41億レアルを投資し、漁業従事者への財政支援や技術サポート、水産物の保管・商品化の改善を図るもので、ジウマ大統領により発表された。年間生産目標は200万トン。
平崎補佐によれば、佐羽内部長は「素晴らしい技術を持つ日本との関係をもっと深め、情報交換や技術提携に力を入れていきたい」と話していたという。平崎補佐も「佐羽内さんはこれから期待できる人。こういった人と協力し、水産業における日伯交流の地盤を作っていきたい」と意気込みを語った。