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イコマ陶芸教室の展覧会=穴窯作りの作品など90点

ニッケイ新聞 2012年11月2日付け

 イタペセリカ・ダ・セーラ市にアトリエを構える陶芸家・生駒憲二郎さんによる『イコマ陶芸教室展覧会』が、8日から4日間、サンパウロ市文協ビル内のブラジル日系美術館(Rua Sao Joaquim, 381, sala 15)で開催される。入場無料。
 7日午後7時から開所式。8〜10日の開館時間は午後1時〜午後6時、11日は午前10時〜午後3時まで。
 生駒さんは福井県越前で最古の窯の一つである穴窯を使った製法を学び、以来35年間制作・指導にあたっている。乾燥させた素地に釉薬をかけず、1315度という高温で38時間焼成する焼き締め陶は、硬く丈夫に仕上がるのが特徴だ。
 生駒さんと、プロの陶芸家の生徒25人による壁かけ用大皿、つぼ、立体作品など90点が展示される。いずれも手びねりで作った味わいある作品ばかり。
 生駒さんは「ぜひ多くの方に見に来て頂きたい。私の作品は販売もします(5百〜2千レアル)」と呼びかけている。
 問い合わせは生駒さん(11・4666・4777)まで。