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藤村官房長官を表敬訪問=二宮、本橋二氏と山下夫妻

ニッケイ新聞 2012年11月2日付け

 先月31日に行われた海外日系人大会代表者会議に出席するために訪日中の文協の山下譲二副会長、県連の本橋幹久副会長、CIATEの二宮正人理事長らが30日、来伯34回を数える民主党きっての親伯派議員の藤村修・内閣官房長官を表敬訪問した。
 二宮氏は日本政府の支援金で帰国したブラジル人に対するビザの発行、査証免除協定の重要性について説明、日本政府の対応を要請したほか、藤村長官の母校である広島大学とサンパウロ総合大学(USP)の学術交流に関して報告した。
 山下氏は、2020年の万博開催地にサンパウロ市が立候補していることを説明し、それに関する日本政府の支援を要請した。そのほか文協設立の経緯、国士舘スポーツセンター、日本館、移民史料館の保存や経営、青年部の活動の活発さなどについても説明した。
 本橋氏は県連主催の日本祭りのDVDを手渡し、「総合的な日本文化をブラジル社会へ発信する重要なイベント」と紹介し、さらなる協力を依頼した。