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ナタール前で気が焦る?=専門家がTPNに注意促す
ニッケイ新聞 2012年11月6日付け
子供の日(10月12日)が終わった途端にナタール(クリスマス)。パパイ・ノエル(サンタクロース)やナタールの電飾、ツリーなどが登場する10月半ば以降は、気の焦り等が生じ易いので専門家が注意を呼びかけていると4日付エスタード紙が報じた。
専門家がテンサン・プレ・ナタール(TPN)と呼ぶのは、ナタールの飾りなどを見て年末が近いと考えて起きる一連の反応。やりたい事ややらなければならない事が済んでいないと焦ったり、ナタールの買い物やみんなで集まるセイア(特別な食事会)の準備などに気をとられ、何も手に付かなくなって精神科医を尋ねる例も増える。
負債返済のためにバイト口を探す人が例年以上に多いというが、年末まで2カ月近い中、精神的にも肉体的にも疲れ過ぎない工夫が必要だ。