ニッケイ新聞 2012年11月6日付け
兵庫県人会(尾西貞夫会長)が10月21日、恒例の「親睦ピクニック」を開催し、晴天に恵まれた中、バスでサンパウロ州イタペチニンガ市のフィッシング・パーク・アクアチコを訪れた。75歳以上の夫婦4組、92歳の秋村艶子さんなど高齢の会員も元気な姿を見せ、これまでで最多の70人が参加した。
車内では小林咲子副会長が同パークや市の説明を行い、また元留学生や役員らが朝食で参加者をもてなした。参加者は早朝の眠気も吹き飛ばし、互いの再会を喜び会話に花を咲かせた。
パークでは経営者・伊藤実さんの息子が出迎え、広いレストランや敷地内の設備を案内。また、「イトーグラス(芝)」グループの創始者でもある父・実さんが農業功労者として、山本喜誉司賞を受賞したことなどを紹介した。
全員心行くまで広大な敷地を見学して回った後、魚釣りやマレット・ゴルフなどレジャーを楽しみ、昼食を食べながら交流を深め合った。
帰路のバスの中では、長年会を支えてきた高齢会員が親睦ピクニックを喜ぶ声が聞かれた。またUCC上島珈琲、川崎重工、ハリマ化成からの差し入れもあった。一行は午後6時頃リベルダーデに到着、再会を約束し各自帰途に着いた。