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AIDSより怖い糖尿病=直接、間接の死者は12万人
ニッケイ新聞 2012年11月15日付け
保健省が13日、2010年に糖尿病が直接、間接の原因となって死亡した人は約12万3千人と発表したと同日付G1サイトなどが報じた。
糖尿病が直接の原因だった死者は5万4千人だが、この数は交通事故による死者の4万2千人よりも多く、AIDSの1万2千人の4倍以上になる。間接と表現された死者の数は6万8500人で、直接の死因は癌や心臓疾患と診断されたが、糖尿病も併発していた人達だという。
2000〜10年の死者の数は総計47万人に上り、10〜12年の前半期の入院患者は平均7万2千人。00年は人口10万人当たり20・8人だった死亡率が、10年には10万人当たり28・7人に上昇しているのも気がかりだ。
保健省が全国の州都で行った電話調査によると成人人口の5・6%が糖尿病に罹患していると回答。全国に当てはめると750万人が糖尿病を抱えていることになる。
糖尿病による死者は低学歴の人の方が高く、食生活や運動などを含む生活管理の必要を知らずに過ごす人も多い。保健省では自己診断用のサイトautocuidado.saude.gov.brも用意している。