ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
豪州での学生死亡事件=陪審裁判はなく警官指導
ニッケイ新聞 2012年11月17日付け
3月18日未明にオーストラリアで起きた21歳のブラジル人留学生、ロベルト・クルチさん死亡事件で、豪州司法当局が14日、陪審裁判は行わないとの結論を下したと15日付伯字紙が報じた。
クルチさんは未明に1人、上半身裸でコンビニエンスストアに入り、店員にビスケットをもらったが、店外にいた人が強盗だと思い警察に通報。警官11人に追われ、電流を流して動きを止めるテーザー銃を打ち込まれて地面に倒れた後、テーザー銃を繰り返し打ち込まれる、顔にマスタードガスを浴びせられる、警官が馬乗りになるなどするうちに息絶えた。
豪州司法当局は警官側に行き過ぎた行動があった事は認めたが、死因は特定できないとして、陪審裁判にはふさず、懲戒処分とする事とテーザー銃の使用方法などの見直しを命じるに止まった。