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東西南北

ニッケイ新聞 2012年11月17日付け

 14日のコロンビアとのサッカー親善試合の終盤で、「これで勝った」と思われたPKを大きく上に外してしまい、自身による殊勲の同点ゴールの価値をも下げてしまったネイマール。欧米のメディアはこれを「地球はネイマールのために回り、地軸がずれたのだろう」「ボールはNASAに向かって飛んだ」と茶化して報道。注目度が高い分、世界は失敗にも厳しい。一方、かつて共に注目されたガンソは18日にサンパウロFCでの移籍第1戦に出場予定。
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 ラ米最大の音楽賞「ラテン・グラミー賞」の授賞式が米国ラスヴェガスで行なわれ、カエターノ・ヴェローゾが特別功労賞を受賞した。受賞の瞬間にはブラジルを代表する女優ソニア・ブラガがかけつけキスで祝福した。また、カエターノに敬意を表し、米国でも人気のネリー・ファータドほかラ米を代表する人気歌手たちがカエターノの代表曲をメドレーで歌って祝福する特別パフォーマンスも披露された。
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 20日までの「フェリアドン」初日となった16日、サンパウロ市西部のショッピング・イグアテミに巨大なサンタクロースが登場した。正確には、サンタ風の赤い衣装に身を包んだ巨大な熊のぬいぐるみだが、靴の高さだけで既に子供1人分ある。この熊は早くも大人気で、周囲に長蛇の列が出来上がった。今年のクリスマスの新しい名物だ。