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東西南北

ニッケイ新聞 2012年12月8日付け

 クラブW杯出場のため日本に着いたコリンチャンスの選手たちを、日本にいるコリンチアーノが鳴り物入りで大歓迎。名古屋の人々は選手を待つ間も太鼓などを鳴らし続けるコリンチアーノの様子に驚き、選手たちが泊まるホテルも、他の客に迷惑がかからないよう「入場お断り」のサインを出した。コリンチャンスに朗報は、決勝進出時に対戦が予想される英国チェルシーのリーダー、ランパードの欠場が決まったこと。コリンチアーノ共々波に乗るか。
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 グアルーリョス空港との接続を売りにしたはずのCPTM13号線だが、空港駅は第1、第2ターミナルから2kmの所に造られる。スーツケースを抱えた旅行客にはつらいが、CPTM側は、駅にチェックイン機をつけ、米国のディズニーランドにあるような短い無料モノレールを設置することを提案している。これでかえって混乱が起きなければいいが。
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 歌手シコ・ブアルキが50年代にサンパウロ市で過ごした家が市立学校博物館として生まれ変わる。サンパウロ市西部パカエンブーにある600平米の広大な建物は、シコが子供だった頃のサンパウロ市の小学校の様子を示した写真や学校の建築の様子などを伝えるものとなっている。父親のセルジオ・ブアルキ・デ・オランダは有名な歴史学者で、サンパウロ総合大学の教授時代にこの家を買っていた。