ニッケイ新聞 2012年12月18日付け
在クリチーバ日本国総領事館は6日夜、総領事公邸で天皇誕生祝賀レセプションを開催し、各地から日系団体代表者、地元政府関係者ら約200人が出席した。新たに就任した内山美生(よしお、62、岡山)総領事が、集まった来場者をもてなした。
内山総領事は天皇皇后両陛下のパラナ州訪問について言及し、「79歳になられる天皇陛下の誕生日をお祝いしたい」とあいさつ。先月30日に着任したばかりであることから「日本と南伯地域関係の発展を目指し、政治、経済、社会、文化の各分野で努めたい」との意気込みも見せた。
パラナ日伯文化連合会の広岡栄吉副会長が乾杯の音頭を取り、歓談を交えた夕食会が開始された。当日は山本マリオ・パラナシティ市長、マルコス・デ・メロ・コロラド市長なども出席した。
内山総領事は、在ベトナム日本国大使館参事官、在ブラジル日本国大使館参事官などを経てクリチーバ総領事に就任。リオ、ポルトアレグレでの勤務経験も持つ。(長村裕佳子クリチーバ通信員)