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ブラジルに最長寿女性あり?=118歳のエウリデスさん

ニッケイ新聞 2012年12月19日付け

 ギネス公認の最長寿者だった米国のベシー・クーパーさんが4日に116歳で亡くなったが、その2日後に118歳となった女性がバイア州にいると16日付フォーリャ紙が報じた。
 エウリデス・ファグンデスさんは、1894年12月6日生まれと記載された出生証明書と身分証明書(RG)を持っている。出生証明書は1976年作成だが、登記所の担当者は、種々の記録や証言を調べた上で発行したはずで信憑性は高いと言及。この話が真実なら、ベシーさんの死後、最長寿者に認定されたが、17日に115歳257日で亡くなった米国のディーナ・マンフレディーニさんや、18日にギネスが最長寿者に認定した、1897年4月19日生まれ(115歳)の木村次郎右衛門さん以上の長寿だ。
 サルバドールで生まれた後、女手一つで育てられ、父親を知らないというエウリデスさんは、恋をしたり踊ったりする暇もなかったといい独身。子宮ガンを患い、15年前にがん患者のための施設に入り、完治した今もそこに住んでいる。
 施設職員が年を疑いたくなるほど元気で、ランピオンやその妻マリア・ボニタにも会った事があると言うエウリデスさんは、今でも甥の一人と連絡を取り合っている。