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W杯会場2つ目が完成=セアラに続きミナス州で

ニッケイ新聞 2012年12月21日付け

 14年W杯会場の一つ、ミナス州ベロ・オリゾンテ市のミネイロンが本日21日に落成式と18日付エスタード紙などが報じた。
 5月半ばの時点では、国際サッカー連盟(FIFA)が定めた期日内に完成する会場はセアラ州フォルタレーザ市のカステロンだけと見られていただけに、13年2月が期日のミネイロンの前倒し完成は嬉しい誤算だ。
 W杯会場完成第1号はカステロンで、16日にジウマ大統領も迎えて落成式を開催。同市W杯実行委員会は「カステロンは4カ月前完成し、ブラジルが大型行事を行う能力を持っている事を世界に示す好例となった」と胸を張り、同州出身歌手ライムンド・ファグネルのショーも行われた。サッカーの試合は1月27日の北東伯杯、セアラ対バイア戦とフォルアレーザ対エスポルチ戦が最初。13年6月19日はコンフェデレーションズ杯のブラジル対メキシコ戦、23日はスペイン対アフリカ代表戦も行われる。
 ミネイロンも大統領を迎えての落成式で、スタジアムの外に設置された舞台では、同州で人気のロックバンド、ジョッタ・クエストのショーも開催。23日までは一般公開も行う。サッカーの試合は2月3日のアトレチコ・ミネイロ対クルゼイロ戦(ミナス州選手権)が最初で、6月のコンフェデレーションズ杯では3試合、14年W杯では6試合が行われる。