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3位=県連ロードレース大赤字=17万5千レ赤字、会長も謝罪

ニッケイ新聞 2012年12月22日付け

 ブラジル日本都道府県人会(園田昭憲会長)主催で今年7月にあった『第15回日本祭り』の関連企画『第1回日伯ロードレース』。
 一般企業に外注する形で決行が決まっていたイベントだが、開催日の延期や、申し込み方法に関するトラブルが頻発するなかでの実施となり、予定参加者数も約1500人の不調におわった。
 17万5千レという大赤字の会計報告に、代表者会議は紛糾。「最大の要因は大口のスポンサーが開催直前に出資を見合わせたこと」との執行部の弁明に、各県人会の代表らから「そんな莫大な費用がかかるなんて聞いていない」「名前を貸すだけではなかったのか」と批判の声が上がった。
 最終的には園田会長が「説明責任を果たさないままイベントの開催に踏み切ったことは私のミス」と謝罪する事態にまで発展し、非を認めた。来年以降の開催は中止となった。実施するイベントの是非や、責任の所在が改めて問われる結果となった。