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最低賃金678レアルに=経済効果は327億レ?

ニッケイ新聞 2013年1月3日付け

 13年度の最低賃金は1日から678レアルに引き上げられ、年間の経済効果は327億レアルに上る見込みと2日付伯字紙が報じた。
 最賃は前年のインフレ率に前々年の経済成長率を加算して算出されるもので、12年のインフレ率は全国消費者物価指数(INPC)に基づき、6・1%に設定。12年の622レアルより名目で9%、実質2・73%引き上げられた最賃額は今月の年金や給与支払い分から適用される。
 労組間社会経済調査・統計所(Dieese)によると、最賃額を受け取る労働者や年金生活者は4550万人おり、最賃引き上げで予想される直接、間接の所得増は327億レアル。所得向上で消費促進効果が生まれれば、税収も増える。
 Dieeseでは、最賃引き上げによる税収増は年159億レアルと見ているが、その一方、年金や恩給、事故後の賠償などの社会保障費支出も150億レアル程度の増額となる見込みだ。
 13年度の予算原案作成時の最賃は670・95レアル、国会審議中の予算案の最賃は674・96レアルだったが、インフレが予想より進み、12月24日に最賃は678レアルに引き上げる事が発表されていた。

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