ニッケイ新聞 2013年1月4日付け
昨年、巷は世界終末論で賑わった。マヤの暦が12月21日で終わることから浮上した人類滅亡説だ。
大人になるとこの手の話には動じなくなるが、それでもUFOが頻出すると言うフランス南西部の山では、宇宙船による救出を待つ人々が急増したというし、聖母マリアが昇天したというトルコの小村には聖地を求め約6万人が殺到したという。
かく言うコラム子も20日の夜、近所であったグループ瞑想に参加してみた。「新たな時代がやってくる」と聞いて瞑想すること10分。しかしやってきたのは1年分の疲れ。新たなエネルギーのお陰か否か、熟睡の末爽快な気分で目が覚めた。
結局深夜0時を過ぎても世界はいつもの通り。そこで、はたと考えた。世界の破滅はどの国の時間を基準にやってくる?
それぞれ自国を基準にヒヤヒヤしていたが、やっぱり基準はマヤ?(阿)