ニッケイ新聞 2013年1月15日付け
ブラジル日系文学会(武本憲二会長)主催の『第30回武本文学賞』の入賞作品が発表された。授賞式は3月31日に行われる。作品及び受賞者は次の通り。
【日本語部門】◎小説=佳作「シングル・ファザー」(原田秀一)。随筆=入選「プロへの道」(鎌谷昭)、佳作「大根飯」(小栗巌)。◎短歌=入選「還り来にけり」(谷口範之)、佳作 「花影」(高橋勇三)、 「ふるさと徒然」(中嶋ノエミ)。◎俳句=間嶋稲花水選—特選「待春」(須賀吐句志)、富重久子選—特選 無題 (纐纈喜月)、小斉棹子選—特選「身辺抄」(西山ひろ子)。◎詩=佳作「故郷」(斉藤白憂)、「好き」(カツラ・アーサー)、「雨」(浦畑艶子)。◎翻訳=入選「密やかな幸せ」(佐東三枝)、佳作「密やかな至福」(松村千沙)。◎川柳=佳作「本音」(須賀とくじ)、「自戒」(交告余禄)。
【ポ語部門】◎コント=入選「Ao badalar dos sinos 」 (マリア・アパレシーダ)、佳作「Molho de tomates」(グラシエラ・ジョイセ)、「O cacador de eufemismos」(ジャッケリーネ・サルガド)。◎ハイカイ=入選「Outono se foi」 (フランシスコ・ハンダ)Francisco Handa、佳作「Casa abandonada」(エドゥアルド・タラ)、「Casa de marimbondo」(ジョアン・トロイ)◎詩=入選「Desenho leve」(イタマール・ラベロ)、佳作「Para ler em dias de chuva」(ルイス・C・デ・モウラ・アゼヴェド)、「Videira」(タチアナ・アルヴェス)。